偉そうに言える立場じゃないけれど
ちょっと面白い*1と思ったので、私の考えでも書いてみようかと。
32歳の男性です。
http://anond.hatelabo.jp/20091003234628
恋愛したい・結婚したいという反面、どこか後ろ向きな自分が居ます。
今後の身の振り方について、悩んでいます。
ぜひ忌憚の無いご意見・アドバイスをお聞かせください。
自分の容姿がだいぶひどい。ブサイク
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→顔は遺伝子のいたずら
"顔は遺伝子のいたずら"なので、考慮に入れるだけ無駄です。自分のできる範囲で人並みのオサレに気を使えば良いと思います。*2
なお、30前後の女性でまともな感性の持ち主であれば、顔を優先的な判断基準にする人は稀だと思います。*3
繰り返しますが、整形をしない限り顔を気にするのは無駄なことです。
そして、言い訳をすることもまた無駄なことなので、顔をこういった不安要素のリストに入れること自体が無意味な行動です。
造詣は気にせず、せいぜい爽やかな笑顔の作り方を練習する程度にしておけば良いのではないでしょうか。
・両親の仲があまり良くないのを見てきた
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→歴史を繰り返しそうで、円満な家庭を構築する自信が無い
→だからといって両親に自分の人生引っ張られるのも悔しい
自信が無いなら諦めるのかというと、諦められないからこそのこのエントリーだと思うので、気にするだけ無駄です。
上手くやるしかありません。
反面教師という言葉もありますから、円満な家庭に育った人よりも有利だと考えるべきです。
・（勝手に）女性不信になりかかっている
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いくつかあるようなので小分けに。
→インターネット上の情報を見ていると、若い内は一緒にいて楽しい人とステキな時間を過ごし、いざ結婚する段になると生活力のある人とくっつくケースが見受けられる。
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要するにいいとこ取りで、信用できない。
インターネット上の情報は割と極端です。一緒にいて楽しい人とステキな時間を過ごし、いざ結婚する段になって「やっぱりこの人しかいないわ」とそのままゴールインする人もたくさんいますが、面白くないので話題にならないだけです。
そうじゃないにしても、若気の至りで享楽的な考え方を優先してしまうという過ちは誰にでもあり得ることですから、不愉快であっても許容しなくてはいけません。
また、結婚する段で生活力のある人とくっつくのは"いいとこ取り"ではなく"正しい判断に到達した"だけです。あなたに"生活力がある"という判断が下されれば、あなたは彼女たちにとってのゴール地点ですから、あなたは"最終的に選ばれた勝者"です。卑屈になる要素はどこにもないはずです。
→真面目にコツコツ内面の美しさを磨いている女性が居る事も分かっているが、どうせそんな人とは出会えないし、出会っても自分より高いランクの人とくっつくだろうと思ってしまう。
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"どうせそんな人と出会えない"なら諦めて何も考えない方が幸せですから、今すぐ結婚などという目的は忘れてしまうべきです。
ただ、出会いというのはどうも意外なところに転がっているようなので、そう簡単に期待を捨てない方がいいような気もします。
友人がいるなら、そこからたくさんの人間に関係を広げていくことができるはずです。今の友人関係が閉塞的だということなら、ネット上で新たに友人を作っても良いでしょう。
また、自分よりランクの高い人とくっつくという懸念もあるようですが、案外そんなことはありません。なぜなら、女性もまた同じ悩みを抱えているからです。結局、お互いに高望みをしなければ、自然と同ランクの人間がくっついていきます。
それに、あなたが基準にしている"ランク"を彼女が同じように重視している可能性は案外少ないです。顔が良いか頭が良いか、金があるか優しいか、女性によって基準は様々です。
そして、女性が男性を選ぶ基準が、その女性の内面の美しさと相関関係を持っているかというと、案外そうでもありません。
収入に重きを置いて男性を選ぶ女性には、ブランド好きで見栄っ張りなクソビッチもいれば、生活の安定と子供の将来を重視する良妻賢母もいます。
ステレオタイプな見方*4をするのは選択の可能性を狭めますから、実際にその女性と話してみるしかありません。
表面的な情報だけで「この人は真面目にコツコツ内面の美しさを磨いているわけではない」と決め付けるのは早計です。
→焦って中途半端な女性とくっつき、闇雲に給与を吸い取られ、子供も世間様に迷惑を掛ける類の人間に育ち・・・となるのが最も怖い。
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起こっていないことを不安がることこそ最も無駄です。
中途半端ではない女性とくっつけば良いのです。
そのためのエントリーではないのでしょうか。
→自身が一切女遊びしてないので、相手にも処女を求めてしまうが、処女はダサいという風潮のせいか、そうそう見つからない。
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処女にこだわるのは完璧な誤りです。
男性も女性も、ある程度の年齢*5でありながら性交の経験が全くないというのは、一般的に見て"本人に何かしらの問題がある"と見なされるものです。
中学生くらいから大学生あたりまでのいわゆる青春時代には、誰も彼もが異性に興味を抱き、何かあれば性交*6してやろうと積極的に行動しています。その期間に事が起こらないということは、何処かしらに問題があると見なされてしかるべきです。
もちろん、本当に生まれてこのかた録に性欲や恋愛に対する興味を感じたことがない、という人もいないことはないのでしょうが、それはそれで種の存続という本能を考えてみると大問題です。
20前後だと、まだ処女が堅実さの表れと見なせる余地の方が大きいのですが、30前後であれば、処女じゃない女性の方が人間的にも生物的にも外れじゃない可能性の方が高いのです。
また、男性も同様です。もし32歳で童貞なら、それを一刻も早く捨てるべきだと思います。*7
問題があるからこそ童貞であるという部分が一般的には多いのですが、童貞を脱却することで解決する問題もまたあります。特に、童貞には女性に対して現実とはあまりにも乖離した幻想を抱かせるところがあるので*8、これは早々に解決しておかないと、いざ行動を起こしても空回りすることは必至でしょう。また、童貞を脱却することで女性に対する接し方がだいぶマトモになった人も何人か知っていますから、やはり童貞脱却は必要なことでしょう。
大学出て、就職して、仕事覚えて自分の居場所が出来たこのタイミングで、最終的な人生の目標が見えなくなってきました。
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目標がしっかり見えてる人なんて稀です。
おかしな方向に進みそうになったときだけ軌道修正しつつ、後は流れに身を任せていきましょう。
結論
恋愛したいならすれば良いし、嫌ならしなければいいのです。
後ろ向きになる要素を延々と書いていますが、どうみても言い訳ばかりですから、ぶっちゃけあまり参考になりませんでした。
結局、恋愛したいのかしたくないのか。
別に恋愛して片思いで終わっても、両想いになってから別れても、さほどのダメージはありません。人間的な成長と引き換えに、多少の時間とお金を失うくらいです。
ちなみに私は1年半付き合って結婚の話もちらほら出ていた彼女にふられて心の病をちょこっとだけ患いましたが、今は割と元気です。失ったものもありましたが、得たものの方が大きかったと言えると思うので、少なくとも後悔はありません。
あまり深く考えず、好きな女性がいるならアプローチしてみればいいし、そういう人がいないなら、人間関係を広げてみたり、（童貞なら）童貞脱却のためにお店にでも行けば良いのではないでしょうか。
